『人類の起源』(篠田謙一氏著・中公新書)を読んで!

朝日新聞の書評に紹介されている売れてる本で読んでみたかった。文句なく、面白かった!次世代シーケンサの実用化で大量の情報を持つ核のDNA情報の解析が可能となった。2010年にネアンデルタール人のDNA解析に成功し、ホモサピエンスの誕生から歩んだ軌跡を追尾できるようになった。また、ネアンデルタール人とホモサピエンスが交雑していたとの分析も興味深い。古代の世界史が塗り替わるかも。2022年のノーベル生理・医学賞のスバンテ・ペーボ博士の受賞も研究の成果が認識されるきっかけとなった。最後、著者の民族間の争いあるものの、ホモサピエンス(全人類)のゲノムの99.9%は共通であるという示唆が身に染みる。

人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」 (中公新書) - 篠田謙一
人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」 (中公新書) - 篠田謙一

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