『ジョンロック 神と人間の間』加藤節著 岩波新書を読んで

イギリス経験論の父とよばれるジョン・ロックについての入門本を読みました。

人間固有の権利として「生命・健康・資産」を定めています。これは神によって信託されしものとして、プロテスタティズムの倫理による影響を受けているようです。個々人は、固有権(プロパティ)の不安定さを克服するために相互に「契約」を結んで安定的にしたこと。
政治は、この人間の固有権(プロパティ)を保全することを目的とするとのこと。

また、デカルトの影響を受け17世紀に自然科学の認識形式を導入しています。デカルトが物事を因数分解すれば何も確かなものは無くなると(=デカルトの嘆き)した。ロックもこの手法を用いて、認識論の優位性・有効性を主張しました。
ロックは何が知りたかったのか?デカルトの手法を用いて「神が人間の行為に対して定めた法」:自然法を追求し、神の定めた道徳的規範の体系を知りたがり、ひいては神の存在の証明を目指したのでしょうか?

現代の政治経済学の源流にあると思いますが、まだまだ還暦を過ぎても知らないことがいっぱいです♪

ジョン・ロック――神と人間との間 (岩波新書) - 加藤 節
ジョン・ロック――神と人間との間 (岩波新書) - 加藤 節

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