D.Atkinson氏『国運の分岐点-中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか-』を読んで!

昨年の『日本人の勝算』の続編として、オックスフォードで日本について専攻し、日本の銀行セクターのアナリストであってかつ小西美術工藝社社長でもあるD.Atkinson氏が主張するのは以下の通り

人口が減りかつGDPの成長性の無い今後の我が国において生産性を上げることが肝要だが、その際最大の阻害要因となるのが国策として守られてきた中小企業である。中小企業の存在をどうにかしない限り、賃金も上がらず地震等の災害が起これば一気に財政が破綻し、中国の属国となる。「下町ロケット」はあくまで一部の会社の話しで美談で神話で幻想!


証券アナリストで中小企業診断士である私には身につまされる感あるが、論調はシャープで明快で現実感ある。
大企業によるM&A推進なのか、統合なのか、企業群のアライアンスなのか、自分として何をしていくべき考えたい。

自分の今いる会社も、代表が大手企業に株式を全部譲渡しました。このタイミング!今まで出来なかった改革も動き出し、スケールメリットもとれると思っています。

国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか (講談社+α新書) - デービッド アトキンソン
国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか (講談社+α新書) - デービッド アトキンソン

日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義 - アトキンソン,デービッド
日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義 - アトキンソン,デービッド

この記事へのコメント

PLUTO
2020年04月20日 14:51
COVID19の感染拡大は、日本の中小企業の存在や中小企業への支援策に大きな変換をせまることになると思います。

平成初期から開業率が低迷しはじめ廃業率が上昇してきた中で、中小企業の活路を開き、存続させてきた政策も見直しが図られると思います。
我が国の産業構造や生産性を数値で検証した上で、中所企業診断士の私たちも、その転換の中で支援の方向性も変わらざるを得ないのでしょう!

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